お久しぶりです。
事情により、長らくこちらの更新が出来ず失礼いたしました。
いまこのような時、週末香港なども可能だった時代が大昔のよう。
まさか、まったく行くことが出来ない日がくるとは、。
ここを読むみなさま同様に、香港が恋しくて恋しくてたまらない。
夢にも出てきますね。あの臭い、まとわりつく湿気、室外機から落ちる水や爆風(あ、これは路地裏ばかり歩くから)。
いまいましい?信号機の音やついていけない速度のエスカレーターさえ、すべてが愛おしい今日この頃。
いますぐ飛んでゆきたい!!!!!!!
毎度買いためる中国茶のティーバッグとか調味料とか乾物の在庫がもうありませ~~ん。。。切実(T_T)
神様、どこでもドアください。
最後に香港へ行ったのが2019年の12月。すでに1年とちょっとが過ぎました。その年末はデモも激化する一方で、街中を歩く時もデモの場所と日時を注意する状況。壊れた信号機を手旗で交通整理するさま、飛んできた物が散乱したり火炎瓶などで汚れた道路、スローガンや落書きがあらゆるところに見られ、店によっては結業を余儀なくされてしまったり、すでに香港を出国する方などもおり、たくさんの悲しい気持ちを抱えながら歩きました。
混乱の中でも、いつものように日々の仕事に従事する香港の市井の人々を垣間見ながら、わずかながらの買い物や滞在でお金を落として、心の中で応援するしか出来ない自分。辛いです。
前置きが長くなりました。
以前、香港の「看板猫」のお話を書きました。私がよく滞在している乾物屋街では、お店で飼われている猫がたくさんいます。それでも朝夕のご飯タイムを逃すと、ほとんどが昼寝中。
(そりゃ、1日4時間しか起きていないからね)
香港は島嶼部とか僻地の村などに行かないかぎりは、町中で放し飼い猫はほとんどおらず。店の猫ですら、とてもとても大切にされている&実は持って行ってしまう人がいるらしく、厳重に首輪や綱がついている子が多い。
「撮るだけ」なのに、あまりしつこくしていると「取られる?」と警戒されます。
普通の飼い猫たちは、マンションなどはもちろん室内飼い。
ですから、実は1日中歩き回っても、残念ながらまったく猫さまに出逢わない日もあるのでした。
とある早朝、桜猫(日本同様に耳カットしてある地域猫)にハシゴ持参でご飯をあげている女性に出逢う。
女性のほうから声をかけてくれたので、毎朝夕にご飯をあげに来ていることを知りました。
屋根の上や高いところに住んでいる猫さまたちのためにハシゴ持参なわけ。
大きいハシゴを抱え颯爽と帰る彼女の後ろ姿。カッコイイ♪
ロングなコートに長靴、ハシゴを片手に颯爽と♪
バイバイ、、また来てね。。
帰り際に、屋根の上からご飯を食べ終わり降りてきた一匹が彼女をお見送り。印象的でした。
普段は、配管や信箱など動かない物を撮り続けている私ですが、その道すがらに出逢った猫さまたちを撮らせていただいて早10年?私は望遠レンズを持たない単焦点レンズ主義なので、ほとんど至近距離で、まず彼らと会話をします。
「撮ってもよろしいですか」と。
快く「いいわよ」と言われた猫さまたちの写真もかなりたまりました。
ということで、ここからは宣伝です。

ただいま府中は多磨霊園駅近くのギャラリーカフェ星星峡にて、「猫猫的香港」写真展を開催中。

ワンドリンクオーダーお願いいたします
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(Photobook「猫猫的香港 Hong Kong Cats 」送料込み ¥1,500 販売中)
お店は万全の感染予防対策をしております。
どうぞマスク着用の上、ご来場くださいませ。
詳細は、トップページへ。
私の在廊予定日は、17,20,23日オール、26日夕方になります。
人気店のため、ランチタイムは特に混雑します。お時間に余裕を持ってお出かけください。
香港迷の皆様と、静かにお会いできますことを楽しみにしております❤️
久しぶりにブログを書いたら、すこし書きたいことがふつふつと沸き起こって参りました。引き続きまして、ごひいきに。今年もよろしくお願いいたします。(農歴新年からのスタートですけん)