個展開催まで、1週間★「なぜ、ポストを撮っているの?」

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島津真紀写真展「箱信」- post box – made in Hong Kong
12/12(火)から19日(日)まで開催されます。「いったいどんな個展なの?」というお話をすこし書いて参ります。

常々、香港の路地裏ばかり。特に、壁にはう「配管」を撮影している私です。それにも理由があるのです。私は、モチーフでも「用の美」を感じるものだけに愛着を感じます。配管は、人々の生活に密着しているものであり、無くてはならないものです。それなのに、壁にはりめぐらされた管がアートになっている。そこが惹かれる理由です。

「箱信」も同じ。古いタイプのブリキのポストの上に赤い文字で「箱信」と書かれているものが、もう何十年もその家の顔としてひとつのアイコンになっている。特にマカオの旧市街の古いそれは、ひとつひとつ趣があり、私に話しかけてくるのです。これは是非撮りたい、と思いました。この2年で4回マカオに通いました。取り憑かれたかのように、地図も持たずにあちこち歩き回りました。朽ち果てて誰も住むことの無い住居の主なき「箱信」。彼らの悲鳴と懐古の声も聞こえます。開発がすすみ、建て替えが進む街。いつの日か、捨てられ消えてゆく。

撮っているうちに、その「箱信」のまわりに写るもの、その存在を取り巻く「人」や「モノ」が見えてくるようになりました。

▼香港 ランタオ島 大澳(Tai O)
木にかかる「箱信」Sept, 2017

 

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